【主催】第6回 やまぐち伝統芸能まつり in ハーモニーみわ | ルネッサながと

イベント情報

山口県を代表する伝統芸能の競演

【主催】第6回 やまぐち伝統芸能まつり in ハーモニーみわ

開催日
2025年03月23日(日)
時間
12:00開演予定(開場予定11:30)
会場
入場料
無料

内容

「やまぐち伝統芸能まつり」は、山口県内各地に脈々と受け継がれてきた伝統芸能の保存・継承の気運を高めることを目的に、平成27年のルネッサながと開館15周年を記念して始まった取り組みです。
今回は、岩国市の「ハーモニーみわ(美和文化会館)」を会場に開催することとなりました。山口県最東部ダム湖や渓谷等の自然資源に恵まれた「岩国市美和町」の地で、山口県が誇る伝統芸能の数々をどうぞごゆっくりご堪能下さい。
 
 

《タイムスケジュール》
①12
00 1230 周南市安田の糸あやつり人形芝居保存会 (周南市、山口県指定無形民俗文化財)
②12
30 1300 俵山女歌舞伎保存会 (長門市、山口県指定無形民俗文化財)
③13
00 1330 岩国高校坂上分校神楽クラブ (岩国市)
④13
30 1400 山口鷺流狂言保存会 (山口市、山口県指定無形文化財)
⑤14
00 1430 大波野神舞保存会 (田布施町、山口県指定無形民俗文化財)
⑥14
30 1500 山代白羽神楽保存会 (岩国市、山口県指定無形民俗文化財)
出演団体・スケジュールは予定のため、変更となる場合があります
 

 

《出演団体紹介(出演順)》

周南市安田の糸あやつり人形芝居保存会 (周南市)

江戸時代、三丘領主の宍戸氏によって定められた安田市(やすだいち)の催し物として行われた人形芝居で、諸国からやって来る商人のうちの四国・阿波の松尾某という人が人形を手作りして浄瑠璃を土地の人々に伝えたことから生まれたものと言われています。一 時、途絶えましたが、昭和21年(1946)、「三丘三和会」が作られ、郷土の文化財として復活しました。

  
 


俵山女歌舞伎保存会 (長門市)

嘉永4年(18518月の火災で焼けた俵山温泉が復興した時に開かれた 歌舞伎興業の一座が、各地での巡業を終えると俵山へ帰って来ては、熊野神社や近郊の祭などに芝居を奉納 するようになり、明治後期頃に、この地に住み着くようになりました。一座は女性ばかりで組織し、「雛勝芝居」、「俵山女歌舞伎」などと呼ばれています。高齢化により地元の小中学生による子供歌舞伎として引き継がれてきましたが、少子化の進行で再び廃れそうになったため、現在有志達による再現が行われています。

  
  

岩国高校坂上分校神楽クラブ (岩国市)

岩国市美和町には、江戸時代から受け継がれている山代(やましろ)神楽があり、地域のお祭りには欠くことのできない存在となっています。坂上分校では、地域の宝で あるこの神楽を、学校の地域学習カリキュラムに組み入れ、生徒がその研究と伝承に取り組んでいま す。学習の成果を実際に表現する場として、昨年、「坂上分校神楽クラブ」を創設し、高校生自身が様々な地域のイベントで神楽を披露することで古来より伝わる貴重な郷土芸能の継承と発展に努めています。

 
-岩国高校坂上分校とは-

岩国高校坂上分校は、山口県東部の岩国市美和町にある普通科の高校です。昭和23年広瀬高校の分校としてスタートし、昭和27年坂上高校として独立。以来多くの卒業生を輩出しています。平成20年、学校の再編・統合により、岩国高校の分校となり、現在に至っています。分校訓「円成(えんじょう)」(笑顔を絶やさず、協力して物事を最後まで成し遂げる)のもと、現在35名の生徒が、自然豊かなこの学び舎で共に学んでいます。

  
 

山口鷺流狂言保存会 (山口市)

山口に伝わる鷺流狂言は、春日庄作が山口の野田神社の神 事能に招かれて狂言を演じ、 それを縁に山口に伝えられたものです。鷺流狂言は全国で山口のほか2ヶ所しか残っておらず、衰退を心配した有志により、昭和29年(1954) に鷺流狂言保存会を結成し、その伝習に努めています。今年度結成70周年を迎えました。

 
 

大波野神舞保存会 (田布施町)

大波野の4地区に伝わり、5年に1度は、そのうちのいずれかの地区の神 社(今は、公民館など)で、10年に 1度は八幡八幡宮に奉納されている神楽です。舞子の持ち物が重んじら れることや、曲目に出雲神話が語られることなどから、出雲流の神楽に属するものではないかと思われています。演じ方に中世(鎌倉から室町時代)以前の芸能を思わせる部分が多く残っており、注目されています。

   

  

山代白羽神楽保存会 (岩国市)

岩国市北部の二ツ野地区(岩国 市美和町)に古くから伝わる神楽です。出雲の流れをくみながら、安芸・備中の神楽も強く影 響しているとされ、江戸時代に、 相次ぐ飢饉や疫病の流行に悩まされた農民が、穀物の豊かな実 りと悪疫が逃げ去るように願いをこめた神事として始めたと言い伝えられています。

主催等

主催
公益財団法人長門市文化振興財団/山口県伝統芸能保存会連絡協議会
後援
山口県、山口県教育委員会、山口県文化連盟、岩国市、岩国市教育委員会、長門市、長門市教育委員会、長門文化協会、長門時事新聞社、ながとてれび、FMアクア
その他
協力:美和町文化協会   助成:公益財団法人イオン1%クラブ「ふるさと未来支援事業」

お問い合わせ

電話0837-26-6001
(お問い合わせ受付時間9:00~22:00 チケット受付時間9:00~17:00)

メールでのお問い合わせ(※ご返信に2~3日程度かかります。お急ぎの方はお電話ください。)

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