パフォーマーズやまぐち活用支援助成事業
狂言・クラシック~和洋文化の競演~
内容
ヴァイオリンの上野美科、ピアノの久保千尋、鷺流狂言の米本太郎によるコラボレーション企画。
《出演者プロフィール》
上野美科 Mishina Ueno [violin]
4歳よりピーバディ音楽院(米国)でヴァイオリンを始める。7歳で帰国し宇部市に在住。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学卒業。'12よりヒストリア宇部にて、クラシック・サロン《ひすとりあ音楽塾》を主宰し、レクチャーコンサートを開催。宇部市民オーケストラと、サン=サーンスの序奏、ロンド・カプリチオーソ、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲で共演。福岡古楽音楽祭、防府音楽祭等にも出演。平成23年度山口県芸術文化振興奨励賞受賞。
袋井市月見の里学遊館「月見の里室内楽アカデミー」、小野文化財団「ピアニストのための室内楽セミナー」の講師やアシスタント、そのほか山口高校管弦楽部弦楽トレーナーを務めるなど、後進の指導にも取り組む。’20,伊ヴェルディ・トリエステ歌劇場へオペラ研修(1〜3月)で、さらなる研鑽を積む。ソロ、室内楽、オーケストラなど、幅広い活動を積極的に行っている。響ホール室内合奏団コンサートマスター、元クラシカル・プレイヤーズ東京メンバーを経て、現在、北九州グランフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター。
'11,『NHK名曲アルバム』、’11,CD浜松市楽器博物館コレクションシリーズ37『デュフリ全集Ⅱ』(レコード芸術準特選)、’12,CD『女神たちの饗宴』(レコード芸術準特選、音楽現代推薦)、’17,CD『詩人の夢』(レコード芸術推薦、音楽現代推薦)などの収録に参加。
久保千尋 Chihiro Kubo [piano]
下関西高等学校を経て、京都市立芸術大学音楽学部を京都音楽協会賞、音楽学部賞の両賞を得て首席で卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科を修了。大学院在籍中に渡独。ドイツ国立ハンブルグ音楽演劇大学にて、ディプロム、国家演奏家資格両課程を、それぞれ最優秀の成績で修了。更にウィーン国立音楽大学にて研鑽を積む。シューベルト国際音楽コンクールを始めとする国内外のコンクールにて上位入賞を果たす他、松方音楽賞等、様々な音楽賞を受賞。日本のみならず、ハンブルグ、ウィーン、パリ、リスボン等、ヨーロッパ各地でのソロリサイタルの他、数多くの室内楽のコンサートに出演。またソリストとして、ハンブルグ交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団等と共演。その演奏は、NHKや北ドイツ放送(NDR)等で度々放送された。下関市生涯学習プラザ海のホールや、山陽小野田市文化会館、下関市立美術館などで定期的にソロリサイタルを開催するほか、内外から著名な演奏家を招いてのコンサートや、幼稚園、小中学校におけるアウトリーチも行う。また下関市民オーケストラにソリストとして招かれ、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏。エーベル財団(ドイツ)、公益財団法人ロームミュージックファンデーション両奨学生。平成28年度下関市芸術文化振興奨励賞受賞。ハンブルグ音楽演劇大学ピアノ科講師を経て、現在エリザベト音楽大学専任講師。
米本太郎 Taro Yonemoto [kyogen]
幼少期より保存会に所属し、東京藝術大学卒業後、山口県立大学大学院国際文化学研究科を修了し山口を中心に活動。小中学校でのワークショップで狂言について知ってもらい、親しんでもらうことに力を入れ、平成28年に山口県芸術文化振興奨励賞を受賞。同年、山口県立大学桜圃会奨励賞、地域伝統芸能活用センターより地域伝統芸能奨励賞を受賞。狂言の活動を中心に地域の歴史や文化の掘り起こしをし、地域活性化に努める。山口県立大学の非常勤講師として関わった学生たちが若者たちへの鷺流の普及を目指して立ち上げたサークル「芸能サークル『結-yui-』」の外部講師として活動を支援。興隆寺妙見社修復プロジェクトとして、大内氏の氏寺興隆寺、氏神妙見社の修復や同所で行われていた二月会の再興に向けて山寺コンサートを主催。
<山口鷺流狂言保存会>
山口鷺流狂言保存会は江戸時代に栄え、明治期に途絶えてしまった狂言の流派の一つ「鷺流」を山口で保存、伝承しようと昭和29年に結成。狂言は、能と合わせて能楽といい、世界無形文化遺産に登録されている。今から600年以上前から伝わる日本が世界に誇る伝統芸能で、笑いや様々な人間の感情が表現され、時代時代を風刺した芸能である。
主催等
プレイガイド
ルネッサながと
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